筆力向上90日目。

ネット復旧。

さてさて、今日は一つまた思いついたことがあったので書こうと思います。

人の気持ちというのはなかなか変わらないものです。
人の気持ちは移ろいやすいもの、とは言いますが、他人の説得によって気持が変わるってのは相当な事がないと起り得ません。
それはダメだよ、と言われてやるのをやめる人が何人いるでしょうか。それが魅力的、あるいは効率的な行為であればある程、誰かに言われてやめるなんてことはできないでしょう。

そう、やはりそれは個人の価値観というものが形成されているからで、それを他人の価値観をぶつけて押し付けたところで中々変わらないということでしょう。
価値観なんていうものは、自分の存在理由みたいなものですからね。

だらだら書きましたが、今回私が書きたかったのは、人の気持ちってなかなか変わらないよね、ってことではなくてその逆です。

今まで凝り固まっていた思考が、ある一つのきっかけによって簡単に変化してしまうそんなことって結構ありませんか。

例えば、今まで好きだった芸能人の悪い面を知ってしまった時。盲信していればいる程、裏切られた、なんて気持ちが湧いてきて嫌いになってしまうこと、あり得ますよね。
もちろん嫌いだったものが好きになる場合もあります。
今まで好きではなくてしっかり聴くことの無かったアーティストの曲をしっかり聴いてみたところ、いい曲だなと気付いた、とか。

まぁそんな感じで今まで全力で否定して、あり得ない、なんて言ってた事が次の日には、あり得る、なんて思う事もある訳です。

気に入らない、とか、なんだか嫌い、とかまぁ自分の気持ちなんて誰に縛られる必要もなく自由なんですけど、そうやって否定的になると排他的になってしまいます。そうすると良いものを良いと捉えられなくなったり、歪んだ視点で見てしまうようになったり、あんまり良い事ないなと思ったのです。
また、ある一つのものに対して全肯定的になってしまっても良くありません。○○さんの作品だから、という理由だけで手放しに褒める。称賛する。仮にその作品そのものの出来が悪くても高評価してしまうという事も起り得ます。
周りに流されない、という事も大事ですが、自分の凝り固まった思考にも流されないということが大事な気がします。

この私の文章を読んで、あぁくだらないな、と思うのも、ちょっとはいい事書いてあるんじゃない、と思うのもあなた次第ということですね。
うん、きれいにまとまりました。

以上。