筆力向上364日目。

 口蹄疫で宮崎が大変です。
 結構前から騒がれているのは知っていましたが、一向に事態が収拾されていないので気になり、調べてみました。
 蹄がある動物が主に感染する病気で、人間には殆ど感染しないようです。今かなり話題になっているのは牛への感染についてのよう。
 一説によると、韓国から視察に来た人達がウイルスを持ってきたらしい。韓国でも4月に口蹄疫が発生しているみたいです。
 なにより問題なのは、私たちが美味しい和牛を食べられなくなる、ということよりも宮崎で牛を生産している酪農の方々の負担です。
 費用を掛けて育て上げた牛を全て殺処分にしなければいけない現状。精神的にも経済的にも相当追い込まれてしまうはずです。
 それは広い視野で見れば、宮崎県全体、ひいては日本全体に影響する問題なのです。
 これについてマスメディアではあまり表立った報道はせず、私の周りにもそれ程危機感を抱いた人がいません。口蹄疫って何?状態です。
 このまま行くと宮崎の牛は全滅、さらに各都道府県にも広がり家畜全滅なんていう最悪のシナリオだって考えられます。流石に大げさかもしれませんが。
 ここまで重大な問題になってしまったのは、民主党の対応の遅れが一因となっているようです。
 適切かつ迅速に口蹄疫に対応していれば、被害を抑えられたのではないでしょうか。
 10年前口蹄疫が発生したときは被害は最小限に抑えられています。
 前例がある以上、前回と同じように被害を抑えられないのは民主党の責任、と言われても仕方ないでしょう。
 普段映画の事とか自分が楽しいことばかり書いていますが、今回は少し我慢がならなかったのでこのような記事を書きました。
 民主党政権に成り代わってからというもの、ろくなニュースがありません。自民党政権時代は明るいニュースばかりだったという訳ではありませんが、今のように絶望感すら抱くニュースは今ほど多くは無かったはずです。
 全ての責任が民主党にあるとはいいませんが、国全体を背負っているはずの政党なのですから、日本という国の為に働いてもらいたいものです。
 終わり。