筆力向上207日目。

 構文エラーとか言うのが出まして、私が数十分を費やして書きあげた文章が一瞬にして消え去りました。
 この衝撃はブログを書いた事のある方なら理解いただけるのではないでしょうか。
 こんな衝撃的な事件が起こらないよう、はてなダイアリーには自動バックアップ機能があるのですが、今回はそれも機能しなかったようであります。
 至極残念です。

 さて、構文エラーとやらで書いた文章がきれいさっぱり消えてしまう前に書いていたことを不毛ながらまたここに書く事にします。
 ですが、全く同じ文は書けません。覚えてないしね。
 ということで長々書いていたことをまとめて、簡潔に書いて終了としたいと思います。

 姑獲鳥の夏を読み終えました。
 往々にして小説を読み終えたときにはある種の達成感と共に爽快感のようなものが湧きあがってきますが、今回ばかりはそういった清々しい気分にはなりませんでした。
 もちろん、悪い意味で言った訳ではありません。
 一つの文学作品を読み終えたという達成感は物凄いです。面白い小説だったとも思います。最近読んだ中では一番だぜ!といった感じです。
 推理小説といった物はおおよそ事件が起こり、それを解決してめでたしめでたし、といって終わる訳ですが姑獲鳥の夏に関してはそういっためでたしめでたし、な要素が皆無だったので、読了後の後味ってのはあまり良くなかったですね。
 ただ読むだけでなく、しっかりと内容に対して思考し、理解するという行為が必要な小説でした。
 凄く良い作品でした。
 脳が活性化したような気がします。

 結局長い事書いてしまった。
 普段あんまり感想を書かない私がある程度の文量の感想を書いたことで、私がこの小説から得たものが大きかった何よりの表現になるのではないでしょうか。

 はい、といったところで終了。