筆力向上345日目。
ミスト観ましたよ。
期待していた内容と少し違いました。
街が霧に覆われるというのがこの映画の一番重要な所な訳ですが、それに対する合理的な説明が無く、未知の力によるもの、という理由だった訳なのですが、そういう理由付けがあまり好きじゃないんですよね。後出しジャンケンみたいで。
その部分を気にせずに観れば、面白い映画でした。
霧に覆われた街で、主人公達はスーパーマーケットに避難するのですがここで様々な事件が起きます。
霧の中は危険だと言う主人公の意見を聞こうとしない者、神の与えた罰だと言って避難している人々を先導する者。
閉じ込められた人々は、未知なる恐怖と周囲の人間によって苦しめられ、追いつめられていきます。
怖いね。
後味の悪いエンディングでした。スティーブン・キングはこういう展開が好きなのだそうで。
性善説なんてものがありますが、私は性悪説の方を推したいですね。
人は元来悪であり、道徳や規範によって善になれるのです。
つまり人が行っている善なる行為は等しく偽善と言えなくもないという。
そんな持論があったりなかったり。
終わっとく。