SAW6。
本日はSAW6を観たので、感想を書きます。
前作を観てから1年以上経っているので、5の内容を忘れていました。
一応作中で回想シーンが流れるので断片的には思い出せたのですが、5を観返してから観るべきだったかも知れません。
では6の内容に触れていこうと思います。
もうこれ4、5辺りの話をしっかり覚えてないとさっぱりなんじゃね?という感じの内容。
完全に話が繋がっていますし、前作までで解明されていなかった部分が明らかになるなど必然的にシリーズを視聴済みの方を対象とした映画です。
まぁこのシリーズを6から観ようと思う人は稀でしょうけどね。
前作から全てを引き継いでいるため、目新しさはありませんでした。グロさはアップしている気もしました。
ストーリーの説明は省きますが、なんとなく平坦なストーリーの印象。
一応叙述トリックの様な、視聴者の勘違いを誘う演出はありますが、それがストーリーに大きく影響しないというのが残念。あ、そうだったの、という感じの反応しかできません。
それとジグソウは崇高な目的の為に、ゲームをしているのだと思っていたのですが、今回は酷く個人的な恨みでゲームを仕掛けたように写ってしまいました。
やはり、ジグソウ亡き後その代わりとなる人材にカリスマ性みたいな物が無いのが面白さを損なわせているのではないかと思います。
ジグソウは犯罪者でありながらも、どこか聖者のような印象さえ与える魅力がありました。それが後継者には感じられません。小物臭がします。
デス・ノートで例えると、Lが死んでしまってから、あまり面白く無くなったのと一緒です。(私見です)
なんだか良くない部分ばかり書いてしまいましたが、面白いんですよ。
面白いんですが、何か物足りない。
それで物足りない部分は何かと考えると、ジグソウだということになるんですね。
単に私がジグソウ好きなだけかも知れませんけど。
次回作が楽しみです、と書こうと思ったのですがもう公開終わって、なおかつDVD出てるんですね。
また旧作になったら借りようかな。
終わり。