カウボーイビバップ。
12月にカウボーイビバップのBlu-rayBoxを購入し、1月に入ってから二回の鑑賞会を開催して全話視聴しました。
COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (初回限定版)
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: Blu-ray
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せっかくなので感想でも書こうかなと思います。
今回カウボーイビバップを観るまでは、中学くらいの頃にスカパーで放送していたのをちらっと見た程度だったので、巷の評価が高く、雰囲気の良いアニメだな、くらいの認識でした。
そんな私が今回前半の部、後半の部の計二回で全話観終えたわけです。
面白かったです。とても面白かったです。
最終話を観終わった後の余韻。こういう余韻に浸れるアニメはいいですね。
でも、最終話の締めくくり方、こういう終わりは余韻に浸れていいんですけど、いいんですけど……。もやもやが残る。
結末は視聴者の皆さんにお任せ。観ている人の数だけ答えがある。みたいなやつ。
というわけで、このもやもやを少しでも解消するために私は自分でぼかされた結末について考えてみたいと思います。
ネタバレします。
そもそもこの結末に関しては多く考察やら感想、意見やらをネット上で見つけることができるので、私のこの文章が何かしら有益な物を生み出すとは思えません。
いつものことながら自己満足、自己解決のために書きます。
さてさて本題。
スパイクの生死。
これをはっきりさせないのがビバップ、というのはわかっています。そういう作品だということは重々承知です。ですがあえて水を指します。
ネット上の意見を見ると、どうやら死んでいる派の方が多いように感じます。
彼らの主張から感じ取れるのは、スパイクには生きていて欲しいけれども、生きているようなストーリーはビバップらしくない。だから死んでいるんだ、というような意見な気がします。
そしてその主張を裏付けるものは作中でいくつも挙げられます。(以下うろ覚えで書きます)
・第一話で占い師に死ぬと予言されている。
・100万回生きた猫の話をスパイクに当てはめると、死んでいることになる。
・最後に星の光が消えた。
・ビシャスほどの相手を倒すには命を掛けなければ無理。
などなど。
ちなみに私はスパイクに生きていて欲しい派の人間です。ビバップっぽくなかろうが生きていて欲しいんです。続編だって作って欲しい。
だから生きている派としてそれっぽい理由を述べたいと思います。
一番言いたいのは、最後に消えた星の光はビシャスのじゃないの?ということ。だからスパイク生きてるよ理論。
それと、あのシーンの後、ジェットとフェイが助けに来てくれるでしょ、というのも言いたい。これは願望。でも本編中に何度もその流れで彼らはピンチを脱しているし、それが今回あまりにもあっさりとジェットとフェイが取り残されてしまっている状況が腑に落ちない。
スパイクが居ないビバップのことなんて考えたくない。ありえない。そんな風に思うくらいにはこのアニメにのめり込んでしまったようです。
まあでも私がいくらそれっぽい理由とか証拠とかを提示しても、それはただのアニメファンの呟きに過ぎなくて、結局のところカウボーイビバップは完結していて、このままで良いということなんだと思います。
この心のモヤモヤも、良いアニメだったことの裏付けになるのでしょう。
でもやっぱりスパイクには生きていて欲しいし続編観たいよお!
おわり。